8歳の息子が3月に川崎病・急性胃腸炎2004年5月30日


 はじめまして、8歳の息子が3月に川崎病・急性胃腸炎と診断され18日間入院し
ていました。入院中は、このページを見て参考にさせていただきました。ひとつでも
多く経過や症例の参考になればと思いメイルしました。
3月11日、学校から「嘔吐があるので迎えに来てください」と連絡があり、かか
りつけの病院へ行きました。特に他に症状はなかったので、嘔吐下痢症か風邪かくら
いに思っていました。病院では「嘔吐下痢が今流行っているみたいです」と言うこと
で抗生剤と吐き気止めをもらって家に帰りました。
 12日、微熱(37度台)が出てきて、嘔吐が続いていました。
 13日、一向に嘔吐が止まらず、下痢も始まり、熱も38度を超えました。かかり
つけの病院で、インフルエンザかもしれないと検査をしましたが、陰性で他の症状が
なかったので、先生が脱水症状が出ているから抗生剤とビタミン剤の点滴を受けまし
た。これで回復の方向に向かうと思って安心していました。
 14日、嘔吐・下痢は止まらず熱が40度を超えて、あまりに苦しそうな感じだっ
たのでもらっていた解熱剤を使いましたが、熱は下がらず、主人とこれは今までの病
気と違うかもしれないと思い、近くの日赤に急ぎました。診察の結果は急性胃腸炎・
脱水症ということで「3〜5日の入院で大丈夫でしょう」と言われ一安心し、入院し
ました。点滴を打つ時に血管が細いので色々と血管を探している最中に耳が赤く腫れ
ていることに気づき、次に唇も真っ赤になっていて手足に発疹が現れ始めて、舌もイ
チゴ舌になっている症状が現れ始めました。先生は、「溶連菌感染症かもしれないの
で検査しましょう」と検査しましたがこれも陰性でした。結局、相部屋で看護をして
いましたが、症状が良くならず、感染症の疑いがあるので個室に入れられました。
 15日、熱40度以上・水様性下痢が一日15回を超えました。嘔吐は治まり、発
疹は全身へ、全身腫れて、目は充血していました。感染症かアレルギー反応か、もし
かしたら川崎病かまだどれとも言えませんと言われ、もし川崎病なら血液製剤を使う
のでできればそれは避けたいと思い、私も医学書を片手に色々と症状が一致する感染
症を調べました。先生にも「泉熱」や「発疹熱」などそれらの可能性はないのか検査
や診察をしていただきましたが、やはり可能性のあるのは川崎病だろう言われました
。グロブリンの適応病日の期限も迫っていたので、先生の方も治療方針を早く判断し
たかったのだと思います。
 16日、結局、抗生剤も効かず、心エコーをとり、異常なしで原因不明のままグロ
ブリンの効果に賭けて、投与を始めました。投与すぐは吐き気がありましたが、熱が
38度台に下がりました。顔も少し落ち着いて来たように思います。眠ったままです。
 17日、1クールではまだ効果は得られないので、2クール目に入り、投与後37
度台まで熱が下がり、下痢もその日は3回だけでした。発疹も薄くなり、手足の腫れ
も治まり、落ち着いたのかその日はずっと眠っていました。私は安心したのでこの
日の晩は主人と替わって自宅に帰って下の子と久々に眠りました。
 18日、昨晩から意識がはっきりせず、夜中に自分の点滴の針をはずそうとしたり、
腕をかんでとろうとしたり、暴言を吐いたり、主人のことを罵ったり、暴れるので
主人は看護士さんを呼ぶと様子がおかしかったので先生を呼んでくださり、
血液検査をした結果、「肝不全の傾向があるのでICUに入
ります。」と言われました。目の前が真っ暗になりました。脳炎の疑いもあるのでC
Tの検査を受けましたが異常はなく、血液は、白血球が14790、ASTが2541、ALPが805
、CRPが11.5という数値でした。治療は対症療法だけです。
 20日、容態も随分と落ち着いたので、病棟に移され、また看病することになりま
した。熱は38度台、下痢は止まりました。返答はするものの目は開くことはなく、
寝たままでした。
 21日、熱は37度台になりました。しかし、次に尿が出なくなり、全身がパンパ
ンにむくんでしまいました。アルブミン・蛋白不足で尿が出ないらしい。目が開きに
くい様なので、眼科の先生に診察してもらいました。目やに・充血・焦点が合わず、
点眼薬をもらいました。
 22日、点滴で不足を補い、尿がでるようになり、便も形になりつつある。熱は37度台。
夕方からおかゆを4さじ食べました。
 それから31日までに歩けるまで回復し、熱はまだ微熱が残りましたが、血液検査
・心エコー・脳MRI異常なしで退院できました。その後は新学期までに心エコー・血
液検査等しましたが、異常なく、新学期から様子を見て学校に通わせています。
しかし、先生曰く、「川崎病自体が原因がわからないので、今回の病気は症状が少し
川崎病とは、違うような気もしますが、いくつかの症状と回復期の皮がむける事は


川崎病に一致しますので、川崎病と診断いたします。」と言われました。
 早く原因が究明されることを祈っております。


HAYAN 泉里