生後10ヵ月の時に川崎病にかかり2004年2月6日


現在5歳の息子は、生後10ヵ月の時に川崎病にかかり、約1ヶ月間入院しました。
 生後7ヶ月で保育園に入園させてからというもの、川崎病になる前の3ヶ月間は、彼は風邪をひき通しで、風邪をひけばすぐに気管支炎になり、下痢をすれば脱水症状を引き起こして点滴を受けるような毎日で、保育園には月に2〜3日位しかまともに登園できず、かかりつけの小児科医からはすぐに保育園を止めさせるようにきつく言われるような状態でした。そんな状態だったので、保育園にもなかなかなじめず、親子ともども泣いて暮らしているような毎日でした。
 川崎病にかかったときも、ようやくその前の風邪が治って保育園にまた通い出してほんの数日。息子が給食をもどしたと職場に連絡があり、急いで迎えにいくと熱も38度近くまで上がっていました。そのときはまたいつもひく風邪かと思っていましたが、かかりつけの小児科医からはあまりに頻繁に風邪をひいていたので、免疫力をつけようということで少量のガンマグロブリンを注射してもらいました。
 次の日、熱も39度前後まで上がり嘔吐もひどく機嫌もかなり悪い状態でした。着替えをさせようと服を脱がすと、BCGの注射跡が赤く大きく腫れ上がっているのにびっくりしてすぐにかかりつけの小児科医に連れて行きました。そのときには目の周りも真っ赤にはれ、息子は目の焦点も合わないほど辛そうでした。そこで初めて川崎病が疑われて、大学病院を紹介されました。発熱して2日目でした。
 その後、ガンマグロブリンとアスピリンによる治療が行われ、熱も6日目には下がり顔の腫れ等も10日前後で引きました。舌などはあまり腫れなかったので、息子の場合はおそらく不全型の川崎病だったと思います。最初に打った少量のガンマグロブリンが聞いたのかどうか判りませんが、全体的に症状は軽く済みました。入院中は、アスピリンを嫌がってなかなか飲んでくれずに手を焼きましたが、大好きなイチゴジャムやベビーダノン、初めて食べたアイスクリーム等々でごまかしながら何とか飲ませました。
 退院後も、3ヶ月ほどアスピリンを少しづつ量を減らしながら飲んでいましたが、現在は、後遺症もなくとても元気に育っており、年1回の心電図とエコーの検査に行くだけの状態になっています。保育園も、病後は一度辞めてしまいましたが、また2歳半から通い始めて毎日元気に登園しています。体もかなり大きいほうで、いつも小学生に間違われます。赤ちゃんの時に川崎病にかかったことがあるとは周りの人たちも分からないようです。
 ただ、4歳ぐらいまではとても風邪をひきやすくかかるとすぐに重症化してしまい、薬も強いものでないと効かなかったので本当に大変でした。川崎病に罹ったことと関係あるかは不明ですが、下の子と比べるとやっぱり影響があったのではないかと思います。
 今回は、たまたまホームページで見つけて、皆さんのお話を読んでいるうちについ当時のことを思い出してしまい、何かの参考になればと思ってお送りします。
 私も、最初に子どもの病気を聞いたときは、とても動揺してつらい思いをしました。仕事を辞めようとも思いました。今でも、保育園に入れていなければ、息子は川崎病にならなかったかもしれないと後悔しています。いまだに、息子が具合が悪くなると下の子が同じようになったときよりも気を揉んでしまいます。
 ただ、川崎病は必ずよくなる病気です。息子も病気になったことは覚えていないようです。今は平日は仕事と子育てに追われる毎日ですが、休日は子どもたちとあちこち出掛けて楽しんでいます。病気になったときは、息子が5歳になるなんて考えることもできなかったものですが、今まで本当にあっという間でした。
 今、闘病中のお子さんを持つ方は大変不安なことかと思いますが、気を強く持って頑張ってください。