親ではなく、妹です。


私の二歳上の兄も川崎病にかかった経験があります。
30年前の事です。
昨日父と、兄の子供時代の思い出話をする機会があり川崎病にかかって、一度はとても危険な状態にまでなった事をあらためて聞きました。

兄は1才半で発症し、他聞にもれず風邪と診断されたり、あちこちの病院にたらい回しにされること5件。
6件目(一週間後)の病院で、ようやく川崎病という診断が下ったそうです。
そのときにはすでに悪化しており、お医者様から「なんでこんなになるまで…覚悟はしておいてください」と宣告されてしまいました。
発見されて間もない頃でしたし、川崎病の患者を受け持つ経験の浅い病院でしたので、当時はこれ!といった治療法も分からず、全てが手探り。手当たり次第に抗生物質や効果のありそうな薬を打っては様子をみて…の毎日。
過剰な薬の投与のせいで、両手両足の爪の内側にカビが生えて、全て剥がれ落ちたとか。
幸い先生方の努力と、本人の頑張りが功を奏して持ちこたえ、2週間程度の入院で済みましたが、家での療養と爪の完全治癒には半年かかったみたいです。
それから15歳になるまで毎年2回(プールの授業が始まる時期の前には必ず)、近くの大学病院にエコー等の検査をしに行っていた兄も、特に後遺症もなく、今は体力自慢の元気なおじさんです。

今回、何箇所か川崎病関連のHPを調べるまで、兄や両親がどれだけ大変な思いをしたのか、理解し切れていなかった自分に気が付きました。
私の両親は、兄が川崎病であることを隠さなかったので、多少の偏見差別があったようですが、それは30年たった今でも残っているのですね。
私のように、身内でも病気の内容を把握できていないという例もあるので、仕方ないことだとは思いますが、
皆様のお子さん達は、周囲の理解の下に、是非病気や偏見に打ち勝って欲しいと思います。

皆様のご健康、ご回復を心よりお祈りします。