千葉県 本八幡さんより

私の息子は11ヶ月で発病しました。それまでは風邪ひとつひいたことのない元気な子でしたが、
昨年2月上旬のある晩にBCGの赤く腫れた痕を見つけました。その後体に広がる赤い斑点と発熱が
続きました。発熱4日目(土曜夕方)には急な高熱となり、救急病院に駆け込んだところ川崎病と
の診断を受けました。先生の取り計らいでより大きな総合病院に入院いたしました。我が子の場合
は幸いにして最初に駆け込んだ病院での先生の診断と取り計らいにより、川崎病と診断可能になる
最速のタイミングで治療を開始できました。また、入院期間も3週間ですむことができました。
その経験の中で私たち夫婦が行ったことと感じたことを列挙してみたいと思います。
 1)両親の手助けは躊躇なくお願いいたしました。両家の両親が健康でもあり、昼間の付き添
いは可能な限り頼むことができました。この時間を利用して、妻の休息時間をつくる事が
できました。
 2)週末の夜間付き添いは私(夫)が交代、小児病棟で週末になるとお父さんが夜間付き添い
を交代するケースを多々見受けました。息子の入院していた病室ではある晩には3人の患
者全員がお父さんが付き添いという時もありました。
 3)メモ帳で夫婦の会話、夜間は必ず妻が付き添っており、私は仕事の都合で平日は見舞いに
いけない日が殆どでした。上記の通り両親の手伝いがあったので、夫婦の連絡帳を託して
コミュニケーションは絶やさないようにしておりました。私も妻も病気には怯えていたの
が現状でした。互いに連絡帳を介して、雑誌で読んだ完治した体験談や根拠はなかったの
ですが必ず治るから頑張ろうと励まし合っておりました。
 4)病気の息子を前にして、病気ひとつした事が無かったので点滴をされた息子を見たときは、
相当に動揺しました。そして2,3日もすると病気の恐ろしさに怯えていたのが本心でした。
ようやく落ち着いたのは2週間ほどしてからだったと思います。気持ちを落ち着けられたキ
ーワードは、息子は治ろうとしているのだから、私も完治を信じなければ息子は一人で病気
と闘うことになってしまうでした。
 5)退院後、一昔前には川崎病に対する偏見があったと聞きます。私たち夫婦は、小さなお子
さんがいる周囲の方々には努めて病歴の話をするようにしております。その事で、私たち
の周囲の方々のお子さんが万が一同じ病気になったとしても、川崎病の経験を持つ親が近
くにいる事を覚えていてくれればと考えております。
お子さんが発病されたご両親はさぞかし心配されているかと思います。完治した子供は大勢おり
ますので完治した話に努めて耳を傾けて下さい。
お子さんと一緒に頑張って下さい。