川崎病を発症したばかりのお子様を持つお父様お母様。


川崎病を発症したばかりのお子様を持つお父様お母様の心痛いかばかりかとお察しいたします。

うちの息子も4歳の誕生日を2週間後に控えた平成13年9月20日に右側の首筋の腫れが現れ、翌朝21日(金)の朝には39度近い熱でした。
あいにくその日はひどい雨で、お医者にも連れて行けず、熱は39度台のままでした。
翌土曜日22日、かかりつけの小児科へ連れて行くと風邪と診断。解熱剤をもらいましたが、翌23日日曜日も熱は下がりませんでした。
熱がある割には割と元気に家の中を動き回っていたのですが、さすがに「噛むと首の腫れが痛い」といって、食べ物はあまり喉をとおらなくなりました。
24日月曜(祝)になっても熱が下がらず、腫れもひどくなり、かなりぐったりしているので、午後もう一度かかりつけの小児科へいくと、「へんとう炎かそれに類した炎症だと思うが、ここまで腫れるとこの子が飲める薬では抑えられないので、大きな病院へいって下さい。」「ひょっとするとそのまま外科的手術で膿を取るかもしれないので、入院の準備をしていってください」とのことで、そのまま夕方大学病院へ。

担当の女医さんの診断では、「へんとう炎よりも川崎病の可能性がある」とのこと。
翌日出直して血液検査をすることを薦められるが、かかりつけのドクターの進言で入院の用意をしてきているので、病院側さえ可能ならばすぐに検査に移りたい旨を伝えると、すぐに了承されそのまま入院しました。

「川崎病ってなんだよ、なんでこの子が?」
息子がかわいそうで、ベッドの横で涙を流しました。
家で娘と共に待つ妻への状況報告の電話で涙を流しました。

その夜遅く、心エコー装置による診断で「冠動脈が3mmとわずかに太くなっている、川崎病の顕著な症状であるので、血液検査の結果を待たずに川崎病の治療、すなわちγグロブリンの投与に移りたいがどうか」とのオファー。同時に川崎病とその治療についての詳しい説明を受けました。

入院から一週間程度は熱が下がりませんでした。その間ほとんど食べず、息子はすっかりやせ衰えてしまいましたが、熱が下がると俄然元気が出始め、食欲も出てきて、当初の入院計画どおり10月16日には退院できました。

入院中、息子が川崎病になったのでという話を会社ですると、別の部署の同僚もお子さんが川崎病にかかったが、今では元気だということ。
また、娘(小1)の同級生で、サッカーのチームメイトの男の子も2歳のときにやはり川崎病にかかったが、すっかり元気でサッカーをやっていること。
入院翌日に会社を欠勤して迷惑をかけた取引先で、息子の川崎病のことを話したら「アタシもちいさいときにそれかかりました。手の皮とかむけちゃうんですよね」という女性が現れ、川崎病が割とポピュラーであることに驚きました。


もちろん、うちの息子も今ではすっかり元気で、先日の検査のおりにも、「もうまったく心配要らない」とのお言葉をドクターからいただきました。

川崎病を発症したばかりのお子様を持つお父様お母様。
川崎病は死に至る病気ではありません。
また、早期に適切な治療を受ければ重篤な後遺症を残す病気でもありません。
ただ、発見されてからまだ30年程度なので、長期間の追跡がされていないという部分で不安を残しているだけです。

気持ちをしっかり持って、慌てたり、暗くなったりしないで、元気にお子さんの力になってやってください。