広島の4才の男の子です。再発しました。


広島の4才の男の子です。再発しました。
 生後6ヶ月の時、川崎病にかかり、γグロブリンの投与で、4週間の入院で、その後の検診も異常なく、元気にすごしておりました。1週間前の日曜日2001.2.11日、だるそうにして熱も38度あるので、市販の風邪薬を飲ませ、月曜にかかり付けの小児科にかかりました。しかし、熱が下がらないし、目が充血しているので、木曜日に再度行き、湿疹も出たので、薬を換えてもらったが、直らないので、土曜日に再度行くと、前回と同じように川崎病かもわからないので市民病院にすぐ入院するようにと言われ、今日で2日目です。
 前回の時は無かった、肝炎、HIV感染の危険承諾書を取られました。原料の献血者が違うと副作用もわからなくなるらしく、製造ロット番号をあわすため、在庫では足りず、注文して、今日入荷したと言うことで、16:44に点滴が始まりました。それまでは、ブドウ糖の点滴に抗生物質を混ぜた治療で、充血も熱も治まっていません。今夜は妻と付き添いを変わったので、現在の症状はわかりませんか゜、早く熱が下がって、充血が治まらないと心臓に後遺症が残るのではないかと心配です。
 隣のベッドも、隣の部屋の子供も、川崎病でした。市民病院が有名なので、集まっているのかも知れませんが、川崎病の患者が増えているのではないかと思います。特に、6ヶ月の時になった時、こんなに早くかかるのは珍しいと言われたが、今回は、隣が、1才半くらい、隣部屋は10ヶ月くらいでした。
 この会の広島での会合にも出席したことがあり、原因は不明とのことでした。昔は発見できなかっただけなのかも知れないが、最近、子供の数が減っているのに、川崎病の患者が多いのは、発病率が高くなっているのではないでしょうか。
 遺伝も影響しているかも知れないらしいが、もともと危険因子を持っている人たちの中で、車の排気ガスの有害物質とか環境ホルモンとか、花粉症の増加などにより、発病が促進されているのでは無いでしょうか。ちなみに、7才の長女は、初病していません。しかし、両親とも、花粉症であり、今回の発端の発熱の前日はスキーに行っていました。
 これだけ日本中に臨床例が多くあるのに、原因が特定されないのは、発病者の疫学的調査がなされておらず、ただγグロブリンという特効薬があるから、対症療法で直ればいいやという医師側の考えがあるのではないかと思います。もっと発症例を収集して分類すれば原因究明の光明が見えるのではないでしょうか。前回の発病の際もそのような調査・質問は無かったと思います。
 なぜ、ここまで言うかと言うと、私自身、しょうせき膿泡症という手のひらに水泡ができる病気にかかり、有名な皮膚科に二つもかかっても、原因不明と言うことで、2年間も毎月パスパートという注射を打ち続けました。それも直る人もいるが、何年かかるかもわからないと言われて治療していました。
 たまたま、新聞の本の広告欄で見たポロンポロンという漢方薬を20万円出して購入して初めて直りましたが、漢方薬をやめると再発するという状態でした。
 ところが、ある日、朝日新聞の日曜版の病気の相談コーナーに、しょうせき膿泡症は扁桃腺を手術でとると直ると書いてあるではないですか。
 早速、耳鼻咽喉科に行って聞くと、確かに直るとはっきり言われ、すぐ、記念病院で、手術を受けました。
 1ヶ月もしないうちに治まり始め、今は完治しました。ちなみに家にある家庭医学書にも扁桃腺を切れば直ると明記してありました。ようするに、医者も人の子、自分の専門分野以外は、良く知らないし、開業医では、一度医師免許を取ると、自動車免許の更新のようなシステムが無いので新しい知識を吸収する意欲が沸かないのだと思います。ちなみに、扁桃腺の出す熔連菌のせいで蛋白や血尿が出て、人間ドックでいつもひっかかっていました。 
 腎臓の精密検査に行った大病院の泌尿器科でも定期検査にこいとは言われたが、扁桃腺を切ったら直るとは、一言も言われ無かったが、現在,手術のおかげで血尿も止まり、蛋白も痕跡程度に直りました。これも、自分で医学書で読んで知っていましたが、手術がいやなのでほおっていました。
 セカンドオピニオンの重要性が叫ばれる昨今ですが、医者を2つ換えるだけでは駄目だと思います。これだけ情報過多の時代、自分で、情報を収集し、取捨選択しなければならないと痛感しております。今後も、皆さんの症例を多く掲載していただき、自分たちの治療方針の参考にさせてもらえればと思います。