息子は満2歳直前に発症しました。2007年7月28日


 息子は7月14日に満2歳になりましたが、発症した
のはその直前でした。6月28日、37度台の微熱があ
り、翌朝には38度台になり足と背中に発疹も出始めたので近所の
小児科に連れていくと「水疱瘡だろう」という診断。ところがその晩に
なると、発疹は見る見る広がり唇と鼻が真っ赤で明らかにただ事ではな
い様相になり、熱も下りません。翌日再診に行ったところ、紹介状を用
意されて区内の大きな病院へ救急で行くことになりました。
 病院に着く頃には目の充血やリンパの腫れも見られ、息子の呼吸は苦
しそうになっていました。血液検査の結果(胸部レントゲンも撮りまし
た)、「川崎病」という診断で即入院ということになりました。川崎病
のことはいくらかの前知識があったので、ある程度は冷静にうけとめら
れたのですが、血液検査の結果によると、息子は「γグロブリン」の効
果が期待できないタイプである可能性が高いという説明があり、これが
不安でした。肝機能が弱っていることもあり、早めに治療を開始したい
ということで、発熱して3日目でしたがすぐに「γグロブリン」
の投与が始められました。24時間の投与で効果が見られない場合
は追加治療として再度の「γグロブリン」と同時に「ステロイド」の大
量投与を行うという説明です。
 24時間の投与が終わった翌朝の血液検査の結果は、肝機能は回
復、炎症反応も回復に向かっているということでしたが、体温の下がり
方が安定しないので追加治療を考えているというお話がありました。
(データによると36度から37.8度の間を推移)
ところが、検温の仕方を見ていると、看護師によっては異なる種類の体
温計を使っていることがあり、試しに2本を同時に計り比べると
その差は0.7度。これをデータとして受け取って見ている医師の
判断は果たして信頼できるのだろうか・・と不信感が出てきました。
「γグロブリン」という血液製剤と「ステロイド」大量投与というの
は、「念のためやっておきましょう」というものではないはず。体温を
判断基準にするのならもっと慎重にしてほしいと何度か医師に訴えまし
た。勿論後遺症を残す可能性を考えたら治療を引き伸ばすのを望むべき
ではないのですが、どう判断したら良いかわからず、浅井さんに突然の
失礼なお電話をして相談したのです。事情を申し上げると「急いで追加
治療の必要はないのではないか。とは言っても、この病院の医療技術に
関しては信頼して良いと思う」というお応えをいただき、気持ちの整理
ができて、本当に助けられました。親切に対応していただき感謝いたし
ます!
 その後も体温についてのやりとりは続きましたが、ギリギリのタイミ
ングまで様子を見ていただいて(発症後10〜12日までに熱
を下げることが後遺症を残さないために有効なのだとか)、7月
5日症状が回復していると言われ、最終検査の上11日に退院にな
りました。
 「γグロブリン」「ステロイド」の投与に必要以上の拒否反応を示し
たかのように見られたと思いますが、ここで他の方の投稿を見ました
ら、数日間、数回に渡るグロブリン投与を経験されている方も多くて驚
きました。
また血液検査の結果の様々な数値を、どうせよく分からないと思って、
あえて提示を求めなかったのですが、皆さんはよく把握されているのを
知って、もう一度データをいただきたいと思いました。
 現在は2ヶ月間のアスピリンの服用と定期的な検査があるだけ
で、日常は元気に過しています。今のところ異常なし。本当に原因が気
になるところですが、これから将来的にも年に1度位は検査をし
ていけないものかと思っています。今回、このような形で医療の現場に
関わり、考えさせらることが多かったです。
 投稿が遅くなりましたが、この場をお借りして浅井さんにお礼を申し
上げます。                      M.田代